医療制度改革 2009 9 22

 アメリカでは、オバマ大統領が提案した、
医療保険制度改革が難航しているようですね。
 私は、医療制度については、こう考えています。
資本主義国において、金儲けするのは、当然である。
しかし、医療の分野においては、社会主義であるべきだ。
金儲けしたいならば、医療以外の分野に行ってくれ。
 もちろん、これでは、医師がやる気をなくす可能性がありますが、
これは、名誉を取るか、お金を取るか、選択の問題だと思います。
両方ともほしいと考えるのは、貪欲でしょう。
 日本の江戸時代、サムライ(武士)は、
身分が高く、社会的に尊敬されていたのですが、
貧しかったのです。
一方で、商人は、身分が低かったのですが、
最も裕福だったのです。
 もちろん、現代においては、
医師の報酬は、ある程度、高くする必要がありますが、
それ以上は、名誉で補うべきです。
 保険会社については、ハリウッド映画の、
「Mr.インクレディブル」にも風刺が出ています。
あれは、アメリカ国民の不満を代弁していると思います。
やはり、「金儲けしたいならば、医療以外の分野に行ってくれ」と言いたい。
 ただし、こうした問題には、隠れている問題があります。
それは、アメリカが訴訟社会であることです。
日本人から見れば、訴訟天国どころか、もはや訴訟地獄になってしまい、
最終的には、誰も得する者はいないのではないかと思います。
この「訴訟社会」は、是正すべきだと思います。















































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